てぃけ・とこ通信

あしたへ・・・Step by step!! 青年海外協力隊 フィリピン・ネグロス島タンハイ市よりの便り
Posted by HIROKI HAKAMADA

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Day227 (Feb.2) 2号報告書 

2号報告書のメインとなる活動計画が
なかなか定まらない中ですが、
一先ず、仕上げることにしました。


◆報告書要約(800字)
知識理解、教師視点の指導法に重点が置かれているフィリピンの教育において、先生方が一人ひとりの子ども達の存在と学びに目が向くようになること、日々の一つひとつの教育活動の積み重ねを大切にしていくこと、これが活動計画の根本をなす。そのためには、現地の先生方に対する様々なアプローチが必要である。目標は4点。1、理科教育を通して児童目線の教育を推進する。2、児童・生徒の理科に対する意欲、関心を高める。3、教育関係隊員と連携し、より良い理数科教育をめざす。4、日本やフィリピンの学校、諸機関との連携。活動は日々の学校巡回を軸に、セミナーの開催や、教育関係隊員や諸機関との連携を視野に入れ取り組んでいく。事務所で教育長による自己啓発の講義が行われた。人生を幸せにする5か条の中にGIVE MOREがあった。キリスト教で富める者が貧しい者に施すことは当然の行為である。フィリピン人の日本に対する一般的な印象は、日本は豊かな国であり、日本人はお金持ちだ。だから、物を与えない協力、技術協力に対する理解はまだ低い。どちらが上で、どちらが下ではなく、また物があるからできる、無いからできないではなく、互いに認め合える存在として、あるものを工夫し、より良くすることを考えていきたい。「ヒロ!」街を歩いているとよく声をかけてもらえるようになった。今後、活動計画に従い学校巡回を積極的にかつ地道に行っていく。仕事以外でも、タンハイFCのサッカー、近隣市町の隊員の活動への参加、近隣のNGOとの協力の可能性を探っている。日本は“後も大切にする文化”だと感じている。フィリピンでクリスマスイベント後の散らかしっ放しの公園を見て考えた。片付け、後を大切にしようとするとそこに相手がいる。相手はどんなことを考えて、受け止めるのかな、そんなことを考える。任地で後も大切にする日本の教育を理解してもらうためにも日々の活動を大切にしていきたい。


◆項目1.(40字)活動計画の説明
本文(500字)
 知識理解、教師視点の指導法に重点が置かれているフィリピンの教育において、先生方が一人ひとりの子ども達の存在と学びに目が向くようになること、日々の一つひとつの教育活動の積み重ねを大切にしていくこと、これが活動計画の根本をなす。そのために、現地の先生方に対する様々なアプローチが必要だ。1点目は、理科を通して児童目線の教育を推進することである。日々の学校巡回で授業観察やデモレッスン、事後研修を通し、SAMURAI指導法等、現場の先生方と互いの良さを共有していく。また子ども達との積極的な交流とJICAやJOCVへの理解を求める。2点目は、児童・生徒の理科に対する意欲、関心を高めることだ。理科実験道具の使い方を教えるだけでなく、科学的な思考力、表現力、判断力を培うために使われることを先生方が感じられるものにしていく。また私自身もサイエンスショーなどを通し、科学のおもしろさや奥深さを伝えていきたい。3点目は教育関係隊員と連携し、より良い理数科教育をめざすことだ。情報共有と各任地でのワークショップへの参加と協力を行う。これらに加え、4点目として日本やフィリピンの学校、諸機関との連携も視野に入れていく。

◆項目2.(40字)活動計画策定に向けた配属先との意見交換
本文(500字)
 10月から11月にかけて行った理科指導についてのアンケート(別途添付資料)によると、小学校で8割を超える先生が理科指導に問題があると答えている。その大きな理由として概念が定着しない、理科教材がないということだった。では理科の授業に必要なものはという問いには、テレビ、視覚教材、指導書といった教師側から与えるものが非常に多く、一号報告書でも述べた「教師視点の指導法」が顕著に現れた結果となった。また、タンハイ市の多くの学校で実験道具が国のプロジェクトやJICA等他国の援助で入っている。しかし、先生方が理科専門ではなかったり、使い方が分からなかったりするため、活用したくても活用できない状態が続いている。「これを教師がやれば、子ども達の成績は上がる」という教師視点の授業構成の中に、目の前の子ども達がどう考えているのかという子ども視点の授業構成をこれまでも提案してきた。今回の活動計画は、これまでの活動を現地の先生方と地道に継続的に行っていくためのものである。また、グバット研修会での成果を伝え、広域隊員活動(SAMURAI)への協力、タンハイに招いての研修会の開催に向けて協議中である。

◆項目3.(40字)配属先の動向
本文(500字)
大きな変化として校長と地方統括指導主事の人事が行われた。今回は指導主事の退職に伴うものだが、人事権をもつ教育長の指示により年度途中で変わることは当たり前である。活動の方向性に大きな変化はないが、当初要請書にあったSBTPは、テスト作りや自己啓発等、広義での教員研修として長期休暇を利用して行っているようであり、クラスター型の形だけが残っている状態である。

◆項目4.(40字)受入国の人々との交流
本文(500字)
事務所で教育長による自己啓発の講義が行われた。人生を幸せにする5か条の中にGIVE MOREがあった。キリスト教で富める者が貧しい者に施すことは当然の行為である。フィリピンの一般的な印象は、日本は豊かな国であり、日本人はお金持ちだ。GIVE MOREは当たり前なのだろう。だから、物を与えない協力、技術協力に対する理解はまだ低い。「ヒロ!」街を歩いているとよく声をかけてもらえるようになった。学校の先生や子ども達、トライシクルの陽気なおじさん達、タンハイ特産ブッドブッドを売る元気なおばさん達、とてもありがたい。好意的に受け入れてもらっている。今後の交流としては、活動計画に従い学校訪問を積極的にかつ地道に行っていく。仕事以外でも、徐々に交流の幅が広がってきた。タンハイFCのサッカー練習も週末に参加し、大会にも出場している。近隣市町の隊員の活動に参加し、各教育現場における課題の相違を学ぶことができた。マンフヨッドの高校など近隣から講師として教科指導力向上の研修によばれることも出てきた。また、隣のシキホール島で子ども達の支援を行うNPOシキホールエンジェルとも、今後協力の可能性を探っている。

◆項目5.(40字)日本と受入国の違い
本文(500字)
12月、クリスマスイベントが連日中心街で行われた。何日間も準備してきた華やかな踊り、パレード、それを見ながら食事を楽しむ人々。次の日、その場所はゴミで一杯だ。どうして、あそこまで華やかで美しいものが好きな人々がゴミを捨てて帰ってしまうのだろう。フィリピンでは食前に非常に長いお祈りをする。一方で食後は特に挨拶はないのだという。いただきます、ごちそうさま、さらに片付けやすいようにと皿を重ねて置いておくと、店の人々は大変驚く。授業でも、私が見てきたフィリピンの先生方は綿密な計画を立てている。そして確認テストをやり何点取れたかを重視する。一方、日本では授業計画も懸命に立てるが、それ以上に授業の後、ノートを読んだり、発言を振り返ったりして、子ども達にとって授業がどうだったかを受け止めようとする。後を大切にしようとするとそこに相手がいる。相手はどんなことを考えて、受け止めたのかな、そんなことを考える。後も大切にすることは日本の大切な文化の一つだと実感し、帰国後に子ども達に伝えていきたい。また、フィリピンで後を大切にする日本の教育を理解してもらうためにも、任地での日々の活動が大切である。





そんなに
うまくいくことばかりでは
ないけれど。

日々、
誠実に。

Ayo-Ayo!!
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