てぃけ・とこ通信

あしたへ・・・Step by step!! 青年海外協力隊 フィリピン・ネグロス島タンハイ市よりの便り
Posted by HIROKI HAKAMADA

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Day (Feb.3.2011) 会話すること ~続・Iloilo研修 with 北澤豪さん~

先週、SAMURAI6の研修会を行ったIloilo州にあるサンタバーバラ地区で
各学校の理科・算数主任の先生方対象に、理数科教育改善の研修会を行いました。

BAGONGルールのことから、デモレッスン、サイエンスショーと3時間のプログラム。

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この中で、面白いことが起きた。
T隊員の、かけ算デモ授業。
2の段の答えを先生方に言ってもらう。

2×7=14

これを、その生徒役の先生が
「2×7=16」
と答えた。


まさにイレギュラー。

会場はどっと沸きあがる。


そこでT隊員は、すかさずこの生徒をフォローする言葉をかけた。
たしか「いいよ。まちがえはだれにでもある。もう一度確認してみよう。」
(ごめんなさい、時間が超過し、正しい言葉を思い出せません。)


ここで、
生徒役の先生とT隊員との間で対話が生まれ、

参加している先生方や私達の間で、
本当の意味での“会話”が少し芽生えた。

すばらしい瞬間だなと感じた。

私が担当したGIVE PRAISEは、この点を取り上げた。
どんな気持ちでしたか?の問いに
その先生は、HAPPYと答えた。
その後、話を聞くと、
先生にこう言ってもらえることで、とてもうれしかったし、
子ども達も自信を保てるのではないかとのことだった。




もちろん発表資料を整え、理路整然と話を進めていくことはとても大切だ。

それを踏まえた上で、
そこから派生する、さまざまな会話にもっと耳を傾け、取り上げることで、
先生方が真に思っていることが、より明らかになっていくかもしれない。


自分にとっては、
よりよい会話のために語学の壁はどうしても越えなければならない。
ただ、その点を意識することで、“伝えた情報”のより深い共通認識につながると感じる。









なお、この研修会には、JICAオフィシャルサポーターである元サッカー日本代表の北澤豪選手が取材に来てくださりました。NGO取材とサッカー教室のタイトな日程の合間にも関わらず、お越しいただきありがとうございました。

Ayo-Ayo!!
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Day216-225Day (Jan.22-31) SAMURAI6 in Iloilo province

一週間にわたった
『理数科教育改善プロジェクト
SAMURAI6ワークショップ
in DepED of Iloilo province』が終わりました。

詳細はSAMURAI6ブログで紹介していますので、
そちらをご覧ください。

SAMURAI6 ブログ(日本語)http://samurai6ph.blogspot.com/
SAMURAI6 blog(ENGLISH) http://samurai6en.blogspot.com/




自分のセミナー報告書より

1、参加目的
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今回のイロイロ研修での全体の開催目的は以下の3点である。
 (1) より効果的に多くの知識や経験をフィリピンの先生に伝えること。
 (2) 日本人、フィリピン人教師間での情報の共有、また共有した情報の伝播を行なうこと。
 (3) グバット研修会で得た課題(具体的実践事例の提示、同じことを違う日本人がフィリピン人に何度も伝える、マスコミや外部機関と連携した広報活動)の解決を行なうこと。

それに関連させ、私の参加目的は以下の通りである。

A.初めてBAGONGルールにふれるフィリピンの先生方が、実際に活用できるものして受け取るのか、そのためには何が必要なのかを考えるため。(-BAGONGの浸透?)
 
B.これまで各任地で行ってきたことや、各自が持つ考え方を共有し、今後の任地での活動に生かすため。またフィリピン人教師間で情報を共有していくためにはどのようなことが効果的か探るため。(共有と深化-?)
 
C.活動をより円滑に進めるために、多様なアプローチを試すため。(-多様なアプローチ?)




2、成果と課題
 4日間でのべ400人あまりの先生方と教育学学部生を対象にセミナーを行うことができました。まず、この研修会の開催にあたり多くの支援をしてくださったJICAフィリピンの皆様に感謝申し上げます。

 今回の成果と課題について、各参加目的に合わせて報告する。

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A.初めてBAGONGルールにふれるフィリピンの先生方が、実際に活用できるものして受け取るのか、そのためには何が必要なのかを考えるため。(-BAGONGの浸透(1))

ワークショップ後のアンケートでは93%の先生方が再び参加したいと述べていた。雑感ではあるが、先生方や学生の研修中の耳を傾け、活動に参加し、ペンをとる様子は、全体的に研修自体を好意的に受け取っているように見えた。また特に教職経験がない学生にとっては、BAGONGが1つの指導法として大変新鮮だったことが伺える。さらに、ショーのようなパッと目立つものに重きが置かれているが、サイエンスショーは確立していないフィリピンにおいて、ショースタイルは新しい形として理科や算数に関心を向かせる大きな可能性を持っていると感じる。
一方で、「BAGONGルールを各ディストリクトで浸透していかなければならないのか」という質問に表れていたように、実際に活用できるものとして受け取っていたかについては大きな疑問が残る。良いとは頭では分かっていても、実際に現場で生かすとなると、時間をかけじっくりと取り組む先生方の努力の継続が必要となる。
DepED Division of Iloilo provinceは980校あまりの小学校から構成される。今回の研修は松永隊員にとって各ディストリクトへの自己紹介であり、今後の活動においてBAGONGルール浸透へのスタート地点として位置づけることができる。各ディストリクトからのワークショップ要請が多く来ていることからも、この研修を通してさらに今後活動の幅が広がり、質が深まる可能性を持っていることが分かる。

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B.これまで各任地で行ってきたことや、各自が持つ考え方を共有し、今後の任地での活動に生かすため。またフィリピン人教師間で情報を共有していくためにはどのようなことが効果的か探るため。(共有と深化-(2))

 まず、私個人にとってのことである。各個人が持っている意欲、発想、技能、知識は、私にとって大きな刺激となった。そのよい例の一つが上田隊員の参加である。上田隊員はSAMURAI6プロジェクトの中でただ一人のSPED隊員である。教師の子ども目線を育むための教育技術が中心のBAGONGルールに、その必要感をスローラーナーという切り口でアプローチした。フィリピンのスローラーナーと日本で述べられている特別支援教育は異なる。しかし子ども達の困り感を理解しようとする上田隊員のアプローチはフィリピンの教育において、今後必要となってくる先進的な見方であると感じる。
 また、初等高等、また教科を超えて関わることも必要である。今回は小学校理科算数教育に絞ったものであったが、田口隊員による一目でよく分かる視覚教材の紹介や、本間隊員による子ども達一人ひとりの学びの進み具合を大切にした机間巡視は、学校カテゴリの枠を超えて必要なことである。
 さらに、松永隊員の水による侵食をモデル化した実験や、瀧本隊員のかけ算と音楽を組み合わせた算数授業など、今後の活動でそのままはもちろん、各自の工夫次第でさらに可能性が広がるたくさんのアイデアを共有できたことは大きな収穫である。
 次にフィリピン人教師間での情報共有である。これは大きな課題だ。DepED Officeでの研修に関しては、今回は各ディストリクトの理科と算数各1人、地区長と拠点校長が参加した。各ディストリクトの下にはさらに多くの学校と先生方がいる。「BAGONGルールを各ディストリクトで浸透していかなければならないのか」という問いは、まさに先生方の本音であると言える。しかし、これも松永隊員の言葉を借りるならば「ワークショップも刺激」であり、SBTPやワークショップの要請に伴って、時間をかけて深化していくものと考えられる。


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C.活動をより円滑に進めるために、多様なアプローチを試すため。(-多様なアプローチ(3))

a.具体的実践事例の提示
  多くのデモレッスンを行ったことで、フィリピンの先生方と具体的な授業イメージの共有できた。
b.同じことを違う日本人がフィリピン人に何度も伝える
  1人では難しい。今回6人が各々のやり方でBAGONGを伝えていくことで、聴き手の関心を持続させることができた。
c.マスコミや外部機関と連携した広報活動
  GMAの取材やコカコーラの協力など大変ありがたかった。

 一つにこだわることも大切だが、様々なアプローチで臨むことで、フィリピンの先生方にとって、活動をより円滑に進めることができることがわかった。しかし、そのためには踏むべき手続きや、多くの人々を巻き込む恐れがあるため、慎重に取り組んでいかなければならない。



3、成果を今後の活動にどう生かすか。
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 総じて、今回のIloilo研修は私にとって非常に収穫の多いものとなった。最後に一点、今後のセミナーの展開について書き留めたい。今回の話し合いで最も感じたことの1つに、各任地において“セミナー”が持つ意味が異なるということが挙げられる。先に述べたように、今回の研修は松永隊員にとっては活動を広げていくきっかけになるセミナーであった。任地とはいえ、参加者はほとんど知らない人ばかり。それは、980校あまりの学校があり、まわりきる事ができないという背景がある。
 では私の任地ではどうだろうか。小学校理科と算数の先生が集まった場合、私はほとんどの先生と1度は会ったことがあるといえる。各学校を回りながらBAGONGルールを意識したデモレッスンや授業観察を通して紹介し始めた段階。まだ浸透していない。そして夏休みのセミナー開催までには時間がある。そう考えたとき、活動をより深化させていくセミナーの位置づけになってくる。理科教育のセミナーについては、自作教材を知りたいという声が非常に多いため、それを中心としたものになるだろう。しかし、教材はあくまでも道具であり、それを“授業でどう生かすか”が本当の課題となって見えてきた。今回のIloilo研修を通して、それを生かすために、BAGONGルールは大事な要素の一つとなりうると感じた。そして、それは教科や初等高等教育の垣根を越えて、私たちがアプローチできることである。自作教材とBAGONG、この二つを組み合わせたセミナーを開催したいという思いを強く持った。
 任地の事情により、セミナーの持つ意味は大きく異なる。それだけに、次回のバイスでのセミナーでは同じことをやるだけとはいかない。改善をし、任地の事情に適するものを作り上げていきたい。





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松永隊員、今回の研修会を企画運営全般にわたり、本当にありがとうございました。最終日、私は急性胃腸炎で倒れてしまい、ほかのメンバーにも最後の最後までご迷惑おかけしました。私も今回の経験を生かし、また任地でがんばります・・・倒れない程度に。

Ayo-Ayo!!
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フィリピン理数科教育改善プラン SAMURAI6ホームページ開設

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この度、JICA-JOCVによる、フィリピン理数科教育改善プラン SAMURAI6ホームページを開設しました。

SAMURAI6 ホームページ(日本語版)

SAMURAI6 ホームページ(英語版)


SAMURAI6の活動目標や方針、基盤となる任地での活動状況やワークショップ情報など
掲載していく予定です。



一人ひとりの願いが、うまく混ざり合い、大きな渦となりますように。
Ayo-Ayo!!
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Day201-205 (Jan.7-11.2011) 成果。 DepED Central Office Manila

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教育関係隊員で進めている、フィリピン理数科教育改善プロジェクト『SAMURAI6』の打ち合わせで、
マニラのJICAフィリピン事務所、そしてDepED Central Office(日本でいう文部科学省)に行ってきました。

ソルソゴン州グバットノースセントラル小学校の瀧本隊員とイロイロ州教育委員会の松永隊員が中心となり始まったこのプログラムも、
フィリピンの文部科学省、日本大使館、コカコーラ、多数メディアまでも巻き込み、
大きなものになってきました。

11日の会合では、フィリピンの文部科学省で高等教育トップの方や、日本大使館の方も参加してくださり、
互いの理解を深めてきました。
ここまで様々な方面とつながりを作り、進めてきた2人にとても感謝です。



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この土日を挟んだ5日間で最も私が印象に残ったこと、それは『成果』という言葉です。

日本に一時帰国していた滝本隊員から
「JICAボランティアの活動は国費の無駄遣いという世論が日本では強い。」という話を、日本の記者の人と話していて聞いた。何とかしたいと思った
という話を聞きました。その一連の話し合いの中で、「成果」という言葉が幾度とでてきました。

大使館の方も、このプログラムで行うに際し、成績(テストでの点数)が上がったという「成果」が求められると強調されていました。

DepED(教育委員会)本省も、このプログラムで成績(テストでの点数)が上がる「成果」を期待しているとのことでした。



成果。



何をもって成果となるか。
成果として納得してもらえるのか。
なんだか、よくわからなくなってしまった。

JICA、青年海外協力隊派遣も昨年の事業仕分けで話題に挙がっていた。
もう協力隊は時代遅れの事業という記事も読んだ。



やっぱり、自分がその中にいると思うと凹むよ。



でも、
今の自分にできることは、
まずは、
任地タンハイ市で、目の前で必要としてくれている人々と
めいいっぱい活動すること。
その下地がある上で、
まだまだ寄与できることがある。
多様なアプローチがあるだろう。それも今回学んだ。
そんな簡単に成果なんて出るもんじゃない!!

私の活動の
成果。
良しにしろ
悪しにしろ
答えは
これまで関わってきた
これから関わっていく
任地の人々がもっている。

いろんな声を受け入れて
誠実に取り組んでいこう。
一歩一歩前に進んでいこう。

Ayo-Ayo!!
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Day98-100 (September.26-28.2010)

グバットでの理科教育研修会から、
タンハイに戻ってきました!!
休日に整理して、またブログに載せます。

今日はフィリピンに来て100日目だったんですね。
明日は101日目、タンハイでの新たなスタートを切ることができそうです!


Ayo-Ayo!!
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